『うわーっ凄く良い天気!
お日様キラキラで暖かいな!!』
私はナッツハウスのある公園の芝生の上に寝転でいた。
こんなに良い天気だと、知らず知らず鼻唄が出る。
うん。青空のステージも最高に気持ち良いかも!!
立ち上がると一呼吸…
準備を整えて頭の中でイントロを流す。
『とびっきり!』
私は空に向かって大きな声で歌い出した。
風が気持ち良い…草の息吹も心地良い…
誰も居ない空間で私と自然の密かな語らい
木々の優しさに包まれながら一通り歌うと
何処からともなく拍手が聞こえる。
パチパチパチパチ
手を叩きながら一人の少年が優しく微笑んだ。
『あれっ?いつから居たの?』
『ずっと聴いてたよ。お前の声凄く通るから空まで響いてきたんだ。』
顔を見合わせて くすりと笑う。
今度は貴方のために歌おうかな…
私は呟き、きびすを返す。
返事の代わりに
青空が届けてくれたのは
大好きな人。
私は空を見上げて、ありがとうと囁いた。
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シロうら突然書きたくなったのでww
名前は出てこないからシロのぞ変換も可能ですが
性格設定がうららなのは間違いないww
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